この日は、合唱団も授業があります。私たちは・・・と言えば、合唱団近くの学校
(保育園・小学校)に昼前に紙芝居を持参していきました。
「夢の橋・紙芝居を贈る会」と静岡の知人から託された子供たちへの品々を
持っていくためです。
A氏の奥様が、合唱団の生徒たちへのランチの用意ができたら、近くの学校に連れて
行って下さいました。
以前、この学校の前を通ったことがありますが、中に入るのは初めてです。
A氏の奥様は「音楽祭の父兄の出店マーケットでのパンや果物を持っていくので一緒に
どうぞ」ということでしたが、紙芝居と文具を渡せれば嬉しい〜ということでご一緒
したのです。
でも、突然の訪問・・・ちょっと心配でした。
(幼児クラスで)
でも、A氏の奥様Mさんが「日本から、来たのよ。是非渡したいものがあると・・」と
説明下さって、即先生が対応してくれました。始めは幼児クラス。
次に小学校クラス(2つのクラスを合同で集めてくれました)・・
そして、完全に「紙芝居」の授業になってしまったのです。2つのクラスで1時間も
かけて1話づつの紙芝居を読んでくれたのです。
日本語と英語で書いてあるのですが、ヅールー語を加えながら(はい、同時通訳)
生徒さんたちに読み聞かせてくれたのです。初挑戦なのに身振りや感情を込めて、
読み聞かせる先生!授業が、この紙芝居の時間になってしまって恐縮なのですが
何度も感謝の言葉を頂き、本当に感激な訪問になりました。
日本では、今も南アというと「貧富の差」「犯罪」というイメージが大きく、また
何かのイベントを行うときも、南アフリカの問題点を大きくアピールした扱いが
多いような気がします。確かに、いろいろな問題が多い。でも南アの人々たちもしっかり
協力し合っています。
例えば、裕福なお子さんだけが入団していると思われているドラケンスバーグ少年
合唱団・・・彼らもしっかり「教育補助」に参加しています
(彼らも、こういった学校に手伝いに行ったり、合唱団のスタッフも協力しています)
Outreach Programme(By Drakensberg Boys' Choir)
In South Africa, a Drakensberg Boys・Choir School education is a privilege.Most people outside the school think the boys are just a handful of
very lucky young men who will never understand the reality of a country with a brutally painful past.
However, for Drakensberg Boys・Choir School boys to succeed
they must understand the society they are living in and dealing with, and, for this reason, the school
makes a concerted effort to introduce its boys to the
changingworld. It is especially important to teach and learn the difference between abundance and scarcity.
Central to the outreach programme is the need to become
sensitive to others, particularly the less privileged, and to recognise the worth and importance of those who have been discriminated against in the past.
The Drakenberg Boys・Choir School offers the boys a number of ways to reach out to the community.
Boys teach young children from the disadvantaged Champagne Valley School English, Mathematics,Natural Science, Social Science, EMS and LO.
The outreach programme also extends to the staff, who mentor Champagne Valley School teachers and teach them computer skills.
![outreach-3[1].jpg](http://natal.up.seesaa.net/image/outreach-35B15D.jpg)
しかし、この合唱団でさえ、国や個人からの奨学金で入学できる少年たちもいるので、
単に「裕福な子供たち」と一言で言いきれないこともあります。
ただ、ひとつ言えることは、ドラケンスバーグの教育環境はとても良い。
人種の壁もなく・・・子供たち同士が兄弟のように、過ごす数年間。
一般に南アフリカを思い描いているようなポジティブな偏見はありません。
帰り際、A氏の奥様、Mさんが「皆、良い子ね。喜んでいたわ。本当に素敵なプレゼント
だった。合唱団の父母の会でも、時々マーケットを開いて小さくなった服や靴を寄付したり
の活動も行っているの。」・・・・と。
ひっそりと大きなアピールではない。
でもそれぞれ出来ることをやろうとしている・・合唱団に戻ると、また屈託のない
少年たちの笑顔・・そして歌声が響いてきました。
(つづく)
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